ご挨拶

京都府ライフル射撃協会

   会長 宇多雅詩

 

京都府ライフル射撃協会は京都八瀬射撃場にその活動拠点を置き、競技会運営や選手育成指導・支援を行っております。また京都府スポーツ協会、京都府教育庁指導部保健体育課(京都府競技力向上対策本部)と連携し、京都府下の高校・大学の射撃部支援にも積極的に取り組んでおります。
ライフル射撃は年齢や性別、体格や運動能力に左右されず、子供や高齢者においても楽しむことが出来る数少ない生涯スポーツであります。
オリンピックにおいての射撃競技は陸上競技に次ぐ参加国の多いメジャー競技なのですが、我が国においては極めて厳しい銃砲刀剣類所持等取締法等の制約があるため、残念ながらまだまだ一般的なスポーツ競技としての認知度は低く、また競技人口も低迷している所です。
しかしながら、その厳しい条件下におきましても多くの高校生、大学生、一般社会人がお互いに切磋琢磨し、自らの技術の向上を目指し、多くの大会に参加されて競技を楽しんでおられます。また近年の国民体育大会におきましては、それぞれの種目で優秀な成績を収め京都府選手団の成績向上にも寄与しております。

選手指導におきましては闇雲に点数や記録向上に邁進するのではなく、ライフル射撃競技というスポーツを通じて人間として立派な人格形成を目指し、ルール・マナーを守れるスポーツマンシップを育成していくことを理念として活動しております。
私たち京都府ライフル射撃協会はライフル射撃競技に関する幅広い分野で指導及び普及活動を行うとともに、京都府民スポーツの振興と発展に、更に寄与していきたいと思っております。

組織概要

名 称      京都府ライフル射撃協会
代表者      会長 宇多 雅詩
活 動      ライフル射撃競技の普及、指導、国体選手支援
事務局所在地   京都八瀬射撃場内
事務責任者    理事長 髙橋信吾

所属学校     京都大学、京都産業大学、立命館大学、同志社大学
         京都府立園部高等学校、京都廣学館高等学校、京都府立北桑田高等学校
管理射撃場    京都八瀬射撃場
理事会      ※不定期開催

京都八瀬射撃場

京都八瀬射撃場は昭和27年(1952年)に開場した歴史ある射撃場です。叡山電鉄の八瀬比叡山口駅から徒歩10分、ケーブル八瀬駅の東側に位置し、大自然に囲まれた電車で行くことのできる数少ない射撃場のひとつです。
10m競技(エアライフル・エアピストル)と50m競技(小口径ライフル銃)及びビームライフル・ビームピストル(光線銃)の射撃設備が設置されております。
この射撃場は京都府ライフル射撃協会のホームグラウンドとして多数の選手を育み、数々の世界に飛躍する選手を生み出して来ました。
射撃場が竣工した昭和27年4月にはヘルシンキオリンピック大会派遣選手選考会が開催され、昭和38年10月には国際スポーツ大会ライフル射撃京都大会が西ドイツチームを招いて開催されており、当時の近畿圏の中心的な射撃場でもありました。
現在は一般社会人のみならず、京都府下の大学射撃部の練習場としても活用され関西の学生射撃を支援していると同時に、公式競技会、ジュニア練習会など選手育成、競技力向上においても重要拠点であり、ライフル銃所持の際の教習射撃指定射撃場にもなっております。公益社団法人 日本ライフル射撃協会公認射撃場、京都府公安委員会指定射撃場であります。